1/72 F-16C "バラク" &F-16I "スーファ" イスラエル空軍
使用したキットはこちら
そうです。ブルジョワモデリングです。
まずは、バラクです。タミヤのCJベースです。
イスラエルのC型block40の主な特徴として、
・ドラッグシュート部が追加されている。
・インテーク横アンテナが大型化、インテーク下にもアンテナ追加。
・AIM-120搭載能力はあるがアメリカに輸出してもらえなかったので翼端パイロンが16S210のまま etc
ということでドラッグシュートはアカデミーKF-16から流用し中身をプラ材から自作、アンテナ類とパイロン・増槽はハセガワF-16Iから流用しています。(なおこれらの部品はF-2からも流用ができます。600gal増槽も使えます。インテーク下アンテナはF-16Iのみですが。)
またコックピット右側の排熱孔が違う形なのでBMCタガネで掘っています。
デカールについてはこちらと...
アリエクスプレスで買った謎のデカール(送料込み1000円ほど)から青い機番を使用しています。
こうして出来上がったのがこちらです
翼下パイソン4はIDFウェポンセットからです。短距離AAMしか載せない(載せれない)F-16というのも最近は少なくなったので洒落てますねぇ
流石タミヤのF-16キットということで合いもモールドも素敵なキットです。
今回は武装が流用ばかりなのでフル武装verではない方で制作したので機会があればフル武装米軍仕様もやりたいですね。
続きましてはスーファです。こちらはキネティックベースです。
スーファで追加されたアンテナ類は一部出来の良いハセガワから流用しています。
その他はほとんどキネティックそのままです。
パテ盛ってゴリゴリ削ってますが写真は撮ってないです...
2機ともに本来レーダー部とアンテナ部の色指定は同じFS36270つまりMr.カラー306番ですが、レーダー部と一部アンテナが濃く見えるので好みで13番ニュートラルグレーを使用しています。
スミ入れは茶系で汚しは控えめです。イスラエル空軍、汚れるというより砂に晒された感じと太陽光で劣化したような独特な雰囲気が難しい...
こうして出来上がったのがこちらになります
さてこのキネティック製キット、発売から30年以上経ったキットベースのハセガワに比べるとスーファを正確に再現しています。またデカールはカルトグラフ製でIDFウェポンセット入りなど良い点もありますが...
・離型剤ベタベタ。二回洗ってもまだマスキングで塗装バリバリ剥がれる。
・謎にプラ色が二色。昔のマッチボックスかテメェ？
・キャノピーが全く合わない。ガリガリ削っても結局隙間見えてます。オープン状態で作るのが正義。
・インテークの分割がクソ。合いもクソ。技術もないのに凝ろうとするなハセガワみたいな作りで良かっただろ.....
・成形不良が多い。今回はバルカン孔が欠けてたのでわざわざタミヤのを複製。
など問題点が多すぎるキットです。
細かいところ気にしないのであればハセガワを組むほうが早く、凝るならばドイツレベルのF-16Bをベースにハセガワからパーツ取りすると幸せになります。
でも完成するカッコいいんだよなぁ
巡航ミサイルのデリラ、流石無人機大国って感じでミサイル感ないね
ということで野外で並べて撮りました。この並びが見たかったんだよなぁ....(泣)
いかがでしたか？？？？？？？？？
ということで2機同時製作は効率良くはならないが完成後の撮影が楽しいという話でした(?)
同時並行製作の経験ができたのでこれからは1機のときはもう少しテキパキ作りたいですね...
イスラエル空軍のF-16を作る上でモデルアート2019年10月号のアグレス特集と大日本絵画のF-16I本(isradecalのF-16I本の和訳版)が手に入り安くおすすめなので是非。
ではでは
