俺が思うに、例えばあの子は模型少女

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1/72 AW101 Merlin HM.2 イギリス海軍

今回はイギリス海軍の哨戒型マーリンを制作しました。(2023年6月完成)

 

キットはこちら

イタレリのマーリンHMA.1です。

HMA.1と書いていますが、実際の機体はHM.1を改修したHM.2というのが正しい表記です。

 

マーリンといえばイタレリから各バリエが出ていますがどれも実機とは違う仕様であったり、本邦で採用されているMCH-101/CH-101を作るのは骨が折れることで有名ですが、このマーリンHMA.1に関しては比較的実機に近い仕様で作れるのが特徴です。

 

 

それでは早速制作での覚え書きです。ストレートであっさり作るのが目標だったのであんまり写真がないのはいつものこと。

胴体内部各部は接着する部分が少ないので強度確保のためにプラ材を予め用意しておきます。

 

機内床は異常にペラペラなのでランナーを接着し桁に。胴体下部と接着する部分も前後にしかないので中間にもプラ材で作ることで強度を確保しています。

 

中央エンジン部分は胴体左右パーツと一体ですが、合わせ目がキツめに出る部分で処理がしにくいので太いモールドで切ってしまってから接着しています。

 

という感じで全体を組むとこんな感じに。左手前の窓はキットパーツの枠があまりにひどかったのでプラ材に置き換えています。

 

全体塗装は前回のハリアーGR.7Aと同じく薄いグレーとしてC335を吹いています。

ほぼ一色のロービジ機はラクでいいですね!

 

そして細部を塗ってデカールを貼ると一気に引き締まります。デカールはキット付属のものとエクストラデカールのAW101セットから使用しています。

このあとウォークウェイラインを馴染ませるために上から機体色を吹いています。

 

コックピット周辺はこんな感じに。真っ黒で誤魔化していますがまぁかっこいいです。

コックピット横の窓は内側に接着する指示ですが、実機は外にスライドするような構造なので外向きに変更しています。もう少し薄ければ違和感は少なくなりそうですがそこはご愛嬌。

 

 

そんなこんなで完成です。

風でローターがくるくる回るので揚力を感じながら撮りました。

 

そこそこなサイズなので面積をだいぶ取りますが、かっこいい。

 

ローター部の黒系はC301で塗装しています。英国機の指定だと本当はC331なのですがクレオスの色味ではこちらのほうが近い印象を感じます。C331は明るすぎた色味なんですよね.....

 

デカールの上に機体色を吹くと一気に「塗装されてる感」と「汚れてる感」が出せるのが好きです。

 

後部胴体はリベットが立派なので墨入れで面白いくらいくっきりして良きです。

 

イタレリのヘリキットでは省略されがちなミラーがしっかり付属しているのが好印象です。MCH-101のミラーも金型起こして........

 

後部胴体のタオル掛けアンテナももちろんプラパーツで付属。

例えばH-60系はみんな違う形状していたりエッチングで付属していたりでつらいのでありがたい。

 

デカールは薄くて高品質ですが、今回からMr.マークセッターの新型を使い始めたのでこれがよく効いていた気がします。柔らかくなりすぎてよく張り付くので注意も必要ですが。

 

いかがでしたか?

ということで哨戒型マーリンでした。イタレリマーリンも再販とかプラッツOEMとかで安定供給される日が来たらいいですね。

輸送型マーリンも後部が大きく変わるので作りくらべたいですね!

ん?

 

ではでは