俺が思うに、例えばあの子は模型少女

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1/72 ミラージュ F1M "フランス海軍"

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ぱーすです
今回も過去作です。フランス海軍の艦載機、ミラージュF1Mを製作しました(2019年6月完成)
はい、そうです。フランス海軍にミラージュ系列はいません。

でもミラージュF1って艦載機にちょうどよくない?という架空機です。

 

今回のキットはこちら



隠れた名キットのスペシャルホビー製です。モールドも精度も完璧というほどでは無いですが少し調整するだけでサクサク組めます。いろいろなバリエに対応するために最初からパーツが全部入りだったりデカールがカルトグラフ製だったりするのもありがたいです。

改修点はとりあえずアレスティングフック生やしてます。 多分どっかメーカーのレガホの。

構造とか詳しくないし、どうせ見えないのでそのままくっつけただけです、はい。
それと前脚タイヤを一回り大きいトーネード(ドイツレベル)から流用してます。艦載機だもんね。

 

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塗装は同じくフランス海軍の艦載機シュペルエタンダールの運用後期の迷彩を参考にしています。 濃いグレーがC305、薄いグレーがC337です。
 

武装はキット付属から空対空と対地攻撃のコンパチに。
デカールはキット標準に加えアカデミーのF-8フランス海軍verから色々流用してます。
 
ということで完成したのがこちら

※空撮はアクションベースの支えをphotoshopで消して誤魔化してます

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~70年代後半、米海軍で退役が始まったF-8の全天候戦闘能力の不足に危機感を持ったフランス海軍は後継機の選定を始めた。米に比べ航空母艦が小型であり大型機の採用は難しい中、フランス空軍が採用したミラージュF1Cの特徴に目をつけた。~
 

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~かつてミラージュⅢが無尾翼デルタ翼であった故にSTOL性能が低く、海軍には不採用となった経験から STOL性能が高い高翼配置・後退翼かつ不整地離着陸に対応するために前脚・主脚共にダブルタイヤの頑丈な設計になっていることから艦載機として改良することは容易であり、F-8では運用することが出来なかった中距離レーダー誘導ミサイルのシュペル530の運用も可能であることが採用に繋がった。~

 

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~空対空戦闘やシュペルエタンダールの支援程度に対地攻撃も可能なマルチロール機となり、空中給油に対応したミラージュF1C-200をベースにしたことで長時間の任務も可能であった。その後2000年代にラファールMに更新されるまでフランス海軍の洋上防空を担った。~
 

 

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Q.実際のところどうだったのよ
A.ペーパープランにもなっていないレベルです。フランス海軍はダッソーとスネクマを信用していないのでシュペルエタンダールやラファールですら難癖つけていたとか。
F-8採用の時点で米海軍航空隊と足並みを揃えたくて攻撃機はA-7、F-8後継はF/A-18などを希望していたが、政府は国内産業維持からダッソーとスネクマのゴリ押しだったとか

 

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 いかがでしたか???????
60年代に海軍向けジャギュアMが失敗しているのでこの機体が艦載機を想定していたかは定かではないですが、海軍機を陸上運用したら頑丈で使い勝手が良いというのはよくあることなのでこいつももしかしたらその恩恵だったのかなと。

ちなみにスペイン空軍の改修型もF1Mと呼ばれてるらしいが知らないですね)...これは海軍仕様のMですからー...

ミラージュ系はプラモに恵まれて無いのでこんくらいの程よいモールドと程よい値段でⅢや2000も欲しいですね....

ではでは