1/144 C-130H 航空自衛隊
今回は航空自衛隊のC-130Hを製作しました。(2022年12月完成)
キットはこちら
これはどこのキット....?と思った方は正解です。というのもこのキットはプラモではなく「4Dパズルモデル」なる商品名で売られています。
しかし実態は基本は普通のプラモとなっています。今回はこのキットをちゃんとしたC-130Hに見えるようにします。
ちなみにメーカーは"合和兴"というらしく、ダイソーに100円で売られている飛行機の食玩キットのような物も国内に下ろしているそうです。
キットの内容としてはかなり太めなモールドをしていますが、合いは国産メーカーの新しめのキットにも劣らない良い精度をしていたり、機首はスライド金型を用いて一体成型されていたりします。窓ガラス部分もクリアパーツが使われていたりします。
大きなミスが一箇所だけあり、前脚の位置が後方にずれています。3mm穴で正しい位置に彫り直して修正すると良くなります。省略されている前脚庫扉はちょうど元々の穴を隠す位置にプラ板で自作しています。
空自のC-130Hに合わせてレーダー警報受信機を追加したり、インテークを追加したり、存在しない扉のモールドを埋めたり。
主脚庫の扉が全く無いのは寂しいので雰囲気だけでも作ったり。
後部のビーバーテイル形状を再現してレーダー警報受信機を追加したり。
写真にはないですが航法灯類も合わせてWAVEの丸リベットを接着して再現しています。便利な半円です。
全体を黒サフで整え、そのまま窓ガラスの表現に使用しています。胴体の丸い窓もモールド化されているので安定の円形マスキングシールです。
デカールはDRAWDecalのものを使用。各機番ごとで違う仕様まで書かれていてありがたい。
そんなこんなで完成です
全車輪がちゃんと接地するように機首に大量のおもりを仕込んだり削って調整するのが一番たいへんでした。でもちゃんと接地すると気持ちが良いのでね。
塗装はハセガワの1/200のものの指示そのままです。白っぽい青は光の加減で色が変わるので難しいですね。
モールドが太めなので墨入れは無しで。自然光の影で勝手に墨っぽくなるのを狙っていたので良い感じに。
日の丸はいつもの如く円形マスキングシールを使って塗りで仕上げています
胴体側面の扉の縁の黄色はモールドに色を入れています。太いモールドの恩恵です。
空自C-130Hは主脚庫部分の膨らみが前に長いタイプですが、このキットでは短いタイプです。ミニクラフトのC-130Hも同じく短いタイプなのでここは今回は目を瞑ることに。
機番は071号機、つまり最初にFMS調達された2機のうちの1機です。そのわけか他の機体とは窓や扉の配置などが一部違うようで扉の黄色い線を塗って仕上げたい場合はこの機番で作りやすいので選んでいます。
いかがでしたか?
というわけで念願の144のC-130でした。尼の大陸経由の商品ですがかなり安価で作りやすいとなると試しに買ってみる価値はあります(色々と自己責任で)
空自のC-130Hといえば個人的に初めて行った航空祭の小牧基地でこの塗装でズラリと並んでいたのが印象的です。あと三色迷彩はめんどくさいのでね!!
デカールも最悪なくても行けるシンプルな機体なのでいっぱい並べたいですね。
ではでは